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下條村「岡本ファーム」、黒スイカ収穫最盛期 少雨高温で甘み強く

「南信州岡本ファーム 蜜のめぐみ」で栽培した黒スイカ「タヒチ」(15キロ)を抱えながら「黒スイカのシャリ感と甘み」を紹介する宮嶋秀志さん。

「南信州岡本ファーム 蜜のめぐみ」で栽培した黒スイカ「タヒチ」(15キロ)を抱えながら「黒スイカのシャリ感と甘み」を紹介する宮嶋秀志さん。

 「南信州岡本ファーム 蜜のめぐみ」(下條村睦沢)のスイカの収穫が現在、最盛期を迎えている。

親田高原の標高600メートルを超える地域。朝晩は涼しく日中は気温が高い寒暖差が、甘いスイカを育てる

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 同園では、黒スイカとして知られる品種「タヒチ」と黒小玉スイカ「ひとりじめボンボンリッチ」を栽培する。タヒチは1玉6.5~10キロ以上、黒小玉スイカは3キロ以上。一般的なスイカのように緑色に黒い縦じまが入るものの、全体が黒く見えることから「黒スイカ」と呼ばれている。タヒチは果肉のシャリ感が強く、「上品な甘み」が特徴。ひとりじめボンボンリッチはシャリシャリとした食感と甘み、皮の薄さが特徴だという。

 園主の宮嶋秀志さんは収穫期に入ると毎朝5時から収穫作業を行う。今季は7月初旬に一度雨が降った後、約3週間まとまった雨がなく、スイカの生育には好条件となったという。宮嶋さんは「成長する時期に雨が少なかったため、今年は特に甘みが強い」と話す。

 今季の出荷予定は、タヒチ約300玉、ひとりじめボンボンリッチ約2000玉。宮嶋さん宅の敷地内に設けた直売所には、この日も買い求める客が次々と訪れ、「今シーズン3回目」と話す常連客の姿も見られた。同園で生産するトウモロコシを併せて購入する客や、お盆を前に遠方の知人への贈答用発送を依頼する客も多いという。黒スイカは2,800円(S1サイズ)から5段階の価格帯で販売する。店舗販売のほか、村内2カ所の直売所でも販売し、発送にも対応する。

 同園では35年以上前、宮嶋さんの父親が北海道で黒スイカの栽培研修を受けたことをきっかけに生産を始めた。冬には市田柿も生産する。親田高原の標高600メートルを超える地域に農園があり、朝晩は涼しく日中は気温が高い寒暖差が、黒スイカや市田柿の栽培に適しているという。

 宮嶋さんは「シーズン中に何度も足を運んでくださるお客さまもいる。今年は大玉傾向で特に出来がいい。ぜひ味わってほしい」と呼びかける。

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