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飯田のフレンチ「川楽屋」が改修 20周年を機に古民家を耐震補強

飯田のフレンチレストラン「川楽屋」を紹介する、小竹建設社長で2級建築士の清水世紀さんと川楽屋オーナーで陶芸家の土屋智恵さん

飯田のフレンチレストラン「川楽屋」を紹介する、小竹建設社長で2級建築士の清水世紀さんと川楽屋オーナーで陶芸家の土屋智恵さん

 飯田のフレンチレストラン「川楽屋(かわらや)」(飯田市上郷別府)が建物の耐震補強や店内の改修工事を終え、9月6日に営業を再開した。

飯田風越高校44回生の清水世紀さんと土屋智恵さん

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 田園地帯にある築約150年の古民家を活用する同店は、今年で20周年を迎えた。オーナーで陶芸家の土屋智恵さんが、隣接する工房で制作した手作りの器も使う。自家菜園で育てた野菜や地元産の果物などを取り入れたフレンチのコース料理やデザートを提供する。

 今回の工事は、オープンから20年を迎え、これまで店を支えてきた建物を今後も長く使い続けるために計画。来店客がより安全で快適に過ごせる店づくりも目的とした。8月17日から9月5日まで休業し、耐震補強と併せて店内の利便性や過ごしやすさを見直した。

 改修では、店内の段差を解消してスロープを設置し、これまで畳敷きだった和室をテーブルと椅子の席に変更。幅広い世代が利用しやすいようにした。入り口の位置も変更し、これまで入り口だった場所には格子と網戸を設置。古民家の雰囲気を生かしながら、外からの明かりや風を取り込める造りにした。

 店内5カ所に間接照明を設置。土屋さんの陶芸作品をはじめ、来店客に見てもらいたいものへ自然に目が向くよう、照明や展示の位置を工夫した。作品をまとめて展示できる棚も設け、それぞれのコーナーの中で作品を見せられるようにした。

 収納面では、これまで使われていなかった壁面などを活用して収納場所を確保。物の置き場所を定めるとともに、店内の使い勝手を高めながら、ゆったりと過ごせる空間に整えたという。

 改修を手がけた小竹建設の社長で2級建築士の清水世紀さんは「メリハリを大切にした。来店客に見てほしいものへ自然と目が向くよう、空間の見せ方を考えた。古民家が持つ雰囲気を生かしながら、利便性とデザイン性を兼ね備えることを意識した」と話す。

 土屋さんは「築150年の歴史がある古民家を、愛情を持って改修してもらった。20年間支えてもらった建物を、これからも長く大切に使っていきたい。安心、安全で、どなたにも利用してもらいやすい、心地よい空間が整った」と話す。「これからも世代を超えて利用してもらいたい。文化、陶芸、芸術、そして食、その全てを楽しめる空間として足を運んでもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時30分〜14時30分、ディナー=18時〜22時。いずれも要予約。水曜、第2・第4火曜定休。

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