古着店「CHILL HOLE STORE(チル・ホール・ストア)」(松川町元大島)が9月5日、松川町にオープンした。大下滉貴さんと田切寛之さんが互いの好きな商品を認め合い、それぞれの感覚で選んだ古着を一つの店に並べる。
「イベントで知り合った店主や地域の知り合い、友人が足を運んでくれ、改めて周りに支えられていると感じた」と大下さんと田切さん
前職で知り合った同い年の2人は、1年ほど前からイベント出店やオンラインショップで古着を販売してきた。今回、初めて実店舗を構えた。店内にはアメリカ古着を中心に、年代やジャンルにとらわれず2人が「良い」と感じた商品200〜300点ほどをそろえる。
大下さんはアメリカ古着の中でもトラッドやアウトドアを、田切さんは国内ブランドやストリートブランドを特に好み、それぞれの好みを品ぞろえに反映する。来店客から探しているアイテムが伝えられれば、要望に合わせて商品を探すこともあるという。Tシャツなどは1,000円台から用意する。
大下さんによると、オープン後、来店した20代男性と古着について話していたところ、その会話が聞こえた別の男性客も加わった。話をするうちに、男性客同士が同い年で、さらに同級生だったことが分かったという。大下さんは「好きなもので人と人がつながるのはすごくいい。社会人になると新しい友人を作る機会も少なくなる。店を持つことでつながりが生まれる」と話し、古着を通じて人が交流する空間を目指す。
田切さんは「他の人とかぶらないことが古着の魅力。『ファッションは言葉を交わさなくても自分の好きなものを表現できるコミュニケーションツール』だと実体験から感じている。趣味について話すきっかけにもなる」と話す。古着については、「丈夫なものも多く、長く使うことで物を大切にできる。残った汚れや状態から、以前着ていた人がどんな職業に就き、どのように使っていたのか、その背景を想像できるのも面白い」とも。
オープン後について、2人は「イベントで知り合った店主や地域の知り合い、友人が足を運んでくれ、改めて周りに支えられていると感じた。地元の中学生が来店してくれたのもうれしかった」と話す。「古着店は高価で入りづらいイメージがあるかもしれないが、扉を開けているので、気軽に入ってきてほしい」と呼びかける。
営業時間は、平日=14時〜20時、土曜・日曜・祝日=10時〜19時。水曜定休。