「小さな村の道草マルシェwith喫茶マルシェ」が10月13日、喬木村芝公園（喬木村小川）で開催される。同村アンティークカフェ「しろくま座」と、長野のカフェや喫茶店をSNSで発信する「りょうた。」さんが主催する。

カフェのフードや、喬木村産の果物やインテリア小物が並ぶ

　長野県内を中心にカフェを巡っている「りょうた。」さんが同店を訪れたのを縁に、初めて企画した同マルシェ。店主の塩澤尚子（ひさこ）さんが「みんなが集まるイベントを、しろくま座の隣に広がる芝生の上でできたら」と考えていたことを「りょうた。」さんへ相談したのがきっかけとなった。長野の喫茶店などが出店する「喫茶マルシェ」を不定期で開催する「りょうた。」さんも伊那市出身で、「長野南信でマルシェを開きたい」と考えていたことから、「コラボ開催しよう」と計画が進んだという。

　当日は、器や洋服、インテリア小物などを制作するクラフト作家8組と、野菜や果物、花を生産する複数の農家、焼き菓子やドリンク、フード系カフェ26店舗が出店予定。しろくま座も店舗は休業し出店する。塩澤さんは「オープンする前からの仲間や、『しろくま座』が好きで足を運んでくれるカフェ仲間が集まる」と、それぞれのつながりを紹介する。

　開催当日から今月27日まで、同村主催の「美し郷（うましさと）、たかぎの夜を飾ろう！！イルミネーションフェスタ」が同園で行われる。同村在住者が制作した複数のオブジェに明かりをともす点灯式を毎日18時に行う。

　塩澤さんは「小さな村に、果物や花、コーヒーや焼き菓子、手仕事の温かさを感じる暮らしの品が並ぶ。一日だけのマルシェだが、大切なものに出合いにお越しいただければ」と来場を呼びかける。

　開催時間は15時～19時。駐車場は、こども学遊館、中央社会体育館、椋鳩十記念館（徒歩2分）、アスボ（徒歩5分）、喬木村役場（徒歩5分）が利用可。