親子で楽しめるワークショップを集めた「ゆいま~るしぇ えがおプロジェクト」が8月29日、りんご庁舎(飯田市本町)3階の橋南公民館で開かれる。今回は「体験が誰かの笑顔につながる」をテーマに、初めてチャリティーを取り入れる。
飯田と移住者をつなぐことをテーマに、移住した母親らが立ち上げたサークル「sotto mamarie(そっとママリエ)」の井口真綸さんと増田佳代子さんが企画。親子や大人が楽しめるワークショップを集め、体験を楽しみながら自然に支援にも参加できる仕組みにした。
寄付先は、長野県立こども病院に入院する子どもの付き添い家族へ温かい食事を届ける「県立こども病院付き添い家族応援ネットワーク ランチテラス」。前回の出店者を通じて活動を知ったことをきっかけに、付き添い家族を直接支援できる同団体への寄付を決めた。体験料500円につき100円、1,000円は200円、1,500円は300円を寄付するほか、会場にも募金箱を設置する。
当日は「タイホーパン」の井口さん、「三穂の増田和菓子店」の増田さん、ベーグル店「south」の南島ひろみさん、「KURANO」所属のバリスタ小林優子さんなど14店が出店。企画に賛同した人や、入院付き添いなどを通じて支援を受けた経験を持つ人も参加する。増田さんは「今回の趣旨を伝えて出店者に声をかけたところ、皆さん、快く賛同してくださった」と話す。
11時から30分間、西浦遼さんのバイオリンと中津美奈子さんのピアノによるミニコンサートも開き、子どもにも親しみのある曲を披露する予定。
自身も入院付き添いを経験した小林さんは「付き添いを経験する中で、ランチテラスをはじめ、たくさんの方から優しさや温かさを頂いた。いつかコーヒーを通して誰かに何かを届け、頂いた優しさを次の誰かへつなぎたいと思っていた」と振り返る。当日は「やさしさを届ける コーヒーラボ」を開き、「コーヒーを通して楽しい時間を過ごしてもらいながら、一杯のコーヒーが誰かを思うきっかけになれば。自分が受け取った優しさを今度は自分から誰かへ。一人一人の小さな思いが集まり、誰かの支えになる。その輪の一員になれたら」と話す。
井口さんは「子どもたちの楽しい体験や笑顔が、入院する子どもの家族の食事やリフレッシュにつながれば。今は病院と関わりがない人にも、もし入院が必要になった時、支援し、応援してくれる人がいることを思い出してもらえたら」と話し、「持続できるチャリティー活動につなげたい」と意気込む。
開催時間は10時~15時。雨天決行、荒天中止。