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天竜川のほとりにカフェ「水神テラス」、野菜のおいしさ伝える

店舗の中で店主の橋本佳明さん(左)と妻の裕香さん(右)

店舗の中で店主の橋本佳明さん(左)と妻の裕香さん(右)

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 天竜川のほとりにたたずむカフェ「水神テラス」(飯田市下久堅知久平)が3月15日、オープンした。

生ハムと春野菜のパスタとサラダ前菜盛り合わせ(1,780円)

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 天竜川に架かる水神橋のたもとに店を構える同店は、店主の橋本佳明さんと妻の裕香さんの2人で切り盛りする。橋本さんは群馬県館林市の出身で、東京・神奈川で料理の修業を経て2013(平成25)年に飯田へIターン。神奈川県横浜市で出会った裕香さんが喬木村の地域おこし協力隊として務めたことがきっかけ。飯田では松澤グループの飲食店で約9年間勤め、今回独立した。

 ランチのメニューは「ハンバーグ和風粒マスタードソース」「生ハムと春野菜のぺペロンチーノ」(以上1,780円)の2種類。いずれもサラダと前菜の盛り合わせが付く。橋本さんは「生ハムのパスタは季節の空豆と菜の花を入れて春っぽく仕上げた。ペペロンチーノはダイレクトに野菜のおいしさが伝わる」と話す。ハンバーグとパスタを基本メニューとし、季節ごとに野菜やソースなど素材や味を変えていくという。そのほか「苺(イチゴ)のパフェ」(830円)やカフェメニューも用意する。佳明さんは「トマト」裕香さんは喬木村の伝統野菜「志げ子なす」が好きという橋本さん夫婦は飯田下伊那に来て野菜がおいしいことに感動し、店を通じて「野菜のおいしさを伝えられたら」と話す。

 店内は2人がけのテーブル席が3卓、8人がけのテーブル席が1卓、天竜川を正面に眺めることのできるカウンター席4席を設け、どの席からも天竜川の流れを眺めることができる。橋本さんは「幅広い世代の人に来てほしい。川の眺めが最高で、地元の人でも小旅行の気分で来ていただけたら」と呼びかける。

 営業時間は11時~16時。日曜・月曜定休。

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