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築94年の建物生かしたカフェ「しろくま座」、喬木村産食材使いランチ提供

ランチメニューを紹介する塩澤尚子さん

ランチメニューを紹介する塩澤尚子さん

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 喬木村のアンティークカフェ「しろくま座」(喬木村小川)が4月5日、ランチメニューの提供を始めた。

4月のランチメニュー

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 「南信州牛すじと地元豆のトマト煮」「喬木村産いちごのカプレーゼ」、同村産小麦を使った「お庭で採れたローズマリーのフォカッチャ」など8品をワンプレートで提供する。化学調味料は使わず、地元産の旬の食材を選ぶ。今月は「春に想(おも)いを馳(は)せる4月のランチ」で、季節を追うように月替わりの内容とする。季節のスープとドリンクが付き、今月のスープは「信州産 春キャベツのポタージュ」。ドリンクは、ドリップコーヒーや水出しコーヒー、フレーバーティーなど8種類をそろえる。

 店主の塩澤尚子(ひさこ)さんとシェフの夏樹さん夫婦で営む同店は3年ほど前、テンリュウ堂(飯田市川路)のシェアキッチンでワンプレートランチやデザートを「お試し提供」していたという。作ることが好きで、飲食店に10年以上関わってきたという尚子さんが、理想の建物を探し続け「やっと巡り合った」と昨年6月8日、現店舗をオープンした。

 今年で築94年という同店は、元は喬木村の診療所として使われていた。1階の客室はリノベーションせず、タイル張りの壁や石造りの床、木製の建具などをインテリアにそのまま生かした。テーブルや本棚などは、「ここにあった物を大切にしたいと使い続けている」と尚子さんは話す。足りない家具などは、尚子さんが今まで集めてきたコレクションなどを、空間に合わせ使っているという。

 店の本棚には小説や絵本などを並べる。尚子さんは「絵本の落書きやテーブルの傷など、生活の中の思い出が記憶されていて、関わった人たちの温かさがある。それに触れることができるのは素晴らしいこと」と店内を紹介する。

 ドリンクと焼き菓子を尚子さんが、食事を夏樹さんが主に担当する。「以前の店からのお客さまが足を運んでくれ、早速ランチを注文してくれるなどうれしい限り」と尚子さん。「本を手に取ったり、おしゃべりをしたりして、時間をゆっくり過ごしていただければ」と来店を呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時~13時30分、カフェ=14時~17時(木曜はカフェのみ11時~17時)。日曜・水曜定休。

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