豊丘中学校(豊丘村)が9月3日、10月3日に開く文化祭「輝丘祭(ききゅうさい)」に向け、全校生徒でステージバックを制作した。
生徒会を中心に進める取り組みで、チョークアーティストの吉沢さやかさんに協力を依頼し、「星空のくじら」と題したアート作品を制作している。全校生徒が一つの作品を作り上げることで、生徒同士のつながりを深めようと企画した。
作品は9枚のエリアに分けて制作。吉沢さんが普段の制作でも使う画材「キットパス」や水性絵の具などを使い、大きなクジラを描いた。生徒が地域や家庭から集めたペットボトルキャップ、廃紙、廃ビニールなどの「青いもの」も材料として活用する。作品の構想を考えた久保田心夏さんは「全校で歌う『地球星歌』の歌詞の中にある『遠い海のクジラ』をイメージした。早く完成した絵を見たい」と期待を寄せる。
3日は全校7クラスがそれぞれ担当するエリアに分かれ、教室いっぱいに広げた下絵に青いビニールや装飾を取り付けるなど、仕上げの作業に取り組んだ。生徒会長の宮島翔さんは「全員で一つのことに向かって作業することはめったにない。学校が一丸となっているのがいい」と話す。
作業後は、それぞれのエリアで完成させた作品を文化祭会場となる体育館に運び、一つのステージバックとして組み上げた。
完成した「星空のくじら」は10月3日、同校体育館で開く「輝丘祭」のオープニングで全校生徒らに披露する。