阿智第一小学校の3年生が9月7日、信濃比叡廣拯院(阿智村智里)を訪れ、坐禅を体験した。
地域の寺院を訪れ、坐禅を通して仏教文化に触れる同体験。参加した児童25人は坐禅について説明を受けた後、約10分間体験した。途中、住職が禅杖で児童の背中を打つ音が響く中、静かに瞑想(めいそう)を続けた。児童からは「足がしびれた」「禅杖は強めのマッサージのようだった」などの感想が聞かれた。同院では地域の子どもたちを受け入れ、寺院や仏教に親しむ機会を設けている。
9月下旬には、秋の彼岸に合わせた催しも予定する。23日には「風笛(かざぶえ)の盆〜千灯供養と妙見星まつり〜」を開催。境内にある千体地蔵に灯明を供えて先祖や故人を供養するほか、本堂に鎮座する「星の仏」とされる妙見菩薩の祭りも行う。19時30分からは「羽化連(うかれ)」による胡弓と琵琶語りのコンサートを予定する。
26日・27日には、白蛇との縁をつなぐ「白蛇縁日」を開く。同院で白蛇が見つかったのは、寺が復興した2006(平成18)年9月2日。現在も門前の施設で2匹を飼育している。縁日は、白蛇との縁を地域振興や誘客につなげようと始め、今回で13回目を迎える。
期間中は白蛇の脱皮を使ったお守りを配布するほか、限定御朱印、白蛇祈祷札などを用意。寺ヨガやDJ、クラフト、キッチンカーなども展開する。
同院周辺では9月中旬から下旬にかけて、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれる彼岸花が見頃を迎えるという。岡田光正住職は「イベントを目的にするのも、彼岸花を見に来るのも、ふらっと立ち寄るのでもいい。楽しむだけでなく、日頃の感謝をしながら手を合わせる機会にしてもらえれば」と呼びかける。
「白蛇縁日」は両日とも10時〜15時。雨天決行。