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飯田市出身の自転車ロードレース選手・山田拓海選手、佐藤健市長を訪問

佐藤健飯田市長(右から2番目)と山田拓海選手(左から2番目)

佐藤健飯田市長(右から2番目)と山田拓海選手(左から2番目)

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 飯田市松尾出身で自転車ロードレースのEFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチームに所属する山田拓海選手が6月19日、佐藤健飯田市長を表敬訪問し、「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)信州飯田ステージ」のお礼と「ツールド熊野」U23クラス優勝の報告を行った。

佐藤市長にお礼と報告をする山田拓海選手

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 山田選手は今年もTOJに参戦し、個人総合で28位、新人個人総合で6位と活躍し、続くツールド熊野でも個人総合14位、U23で優勝(2年連続)と成績を残した。今週末、全日本選手権(伊豆市)を控える中、拠点となるスペインへ向けてたつ前に佐藤健市長を訪ねた。

 山田選手は「保育園の時からTOJのレースを毎年見ていた。その大会に自分自身が出場でき、夢をかなえることができたのも、こうして飯田市が長く大会を開催してくれたおかげ。大変感謝している」と佐藤市長に感謝の意を述べた。

 中学校まではバスケットボールクラブに所属し、飯田風越高校の国際教養課に入りたくて入学した高校で、自転車同好会に所属し、本格的に自転車に取り組み始めたという。「想定外の人生を歩んでいる」とも。「TOJでは自分の名前が入った上り旗を立てて応援してもらい、とてもうれしかった」と笑顔を見せる。

 佐藤市長は「信州飯田ステージに地元の山田選手が出ているだけで、応援しがいがあった」と話す。市長から自身の強みを聞かれ、「チームとしてはアタッカー、オールラウンダーとして上りも平坦もこなす。大ざっぱな性格で細かいことは気にしない」とも。

 次の目標は、「来年にはU23を卒業し、将来は現在のディベロップメントチームから上のワールドツアーチームへの昇格を果たし、自転車選手として自立して食べていけるようにしたい」と話し、週末の全日本選手権では、「チームの役割を全うしながらも、チャンスがあれば上を狙っていく」と意気込む。

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