健和会病院(飯田市鼎中平)が8月8日、医療講演会「ケガをしにくい身体をつくり運動を楽しめる身体をつくる~こどもの運動発達は家庭から~」を同院で開催する。
講師は同病院リハビリテーションセンターの理学療法士で、認定スクールトレーナーの宮島恵樹さん。小学校中学年くらいまでの子どもの保護者を主な対象に、「運動能力とは何か」「運動能力は向上するのか」などの疑問や、家庭でできる運動発達の支え方について解説する。
宮島さんは、スポーツ障害のリハビリに携わる中で、小学生でも野球肘などの障害を抱える子どもを目の当たりにした経験から、「使い過ぎ」だけではなく、幼少期の身体づくりや発達過程が影響しているケースもあると考え、子どもの運動発達について学び直したという。現在は院内の健康増進プロジェクトの一環として地域で講演活動を行っており、今回は職員向けに実施した講演が好評だったことを受け、地域住民向けに開催する。
講演では、はいはいや四つんばいで動く時期が体幹や上肢の発達に果たす役割、家庭で取り入れられる遊びや運動などを紹介。「早く立てること」「成長が早いこと」が必ずしも望ましいわけではなく、発達の過程を見直すきっかけを提供する。
宮島さんは「子どものことを思うからこその関わり方が、実は運動発達の面では逆効果になることもある。家庭で少し意識を変えるだけで、将来のけがの予防や『やりたいことができる体』につながる。子育てのヒントとして気軽に参加してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は14時~15時30分。参加無料。当日参加も可。託児を希望する場合は事前申し込みが必要。8月7日12時まで受け付ける。