豊丘村が8月3日、デジタル地域通貨「トヨペイ」の運用を始めた。専用カードやスマートフォンアプリを利用し、村内加盟店で1ポイント=1円として利用できるキャッシュレス決済サービスで、物価高騰対策による生活支援と地域内消費の拡大、将来を見据えたデジタル基盤の構築を目的とする。
豊丘村が2026年8月3日、デジタル地域通貨「トヨペイ」の運用をスタート
運用開始に合わせ、村は約2200世帯に約6400枚のトヨペイカードを、0歳児から全年齢の村民を対象に発送した。初回配布カードには1人当たり5,000円分相当のポイントを付与し、使用期限は来年2月28日まで。8月3日~11月30日は、加盟店での決済額の5%をポイント還元するキャンペーンも実施する。還元ポイントの使用期限は12月31日。
トヨペイは専用カードのほか、無料でダウンロードできるスマートフォンアプリ「chiica(チーカ)」にも対応。アプリではチャージや決済ができ、8月3日~11月30日に実施する決済額5%ポイント還元キャンペーンも対象となる。村民だけでなく、観光やレジャーで村を訪れた人も利用できることから、村外からの消費の呼び込みや交流人口、関係人口の増加にも期待を寄せる。
加盟店は7月30日時点で60店舗。現在も募集を続けており、豊丘村内に店舗があること、または豊丘村商工会に加盟していることを条件としている。
豊丘村役場産業振興課商工林務係の元島将太主査は「まずは使ってみて、便利さに慣れてほしい。村外から来た人にも利用してもらえればポイント還元も受けられ、お得に買い物ができる。トヨペイを活用して豊丘村を盛り上げてほしい」と話す。
チャージした金額は繰り返し利用できるほか、村では今後もポイント付与事業などへの活用を想定している。このため、専用カードは捨てずに保管するよう呼びかけている。