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飯田のギャラリーで写真展 「ふだん着物乙女」と伊那谷の景色をアピール

宮原恵利さんと「みすずちゃん」

宮原恵利さんと「みすずちゃん」

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 写真展「みやえりとゆかいな仲間たち」が7月31日から、「ギャラリー吾亦紅(われもこう)」(飯田市銀座)で開催される。

日常の一場面

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 同展では飯田下伊那の景色と、「ふだん着物乙女 みやえり」として活動する宮原恵利さんをモデルに撮影した写真25点ほどを展示する。写真はA4・A3サイズの和紙に印刷し、下久堅地区で作る「ひさかた和紙」を使った作品もある。額装やパネル展示など、作品の雰囲気に合わせ展示する。撮影は、みすず電工(豊丘村神稲)映像部の吉川美穂さんが担当した。吉川さんは2020年から同社広報として、飯田下伊那の景色を撮影し発信を続ける。

 同社が「地元の魅力を発信する」アルバイトをインスタグラムで募集しているのを偶然見つけた宮原さんが「日々着ている着物で何かできることがあれば」と応募し、今春から着物姿での勤務が始まった。以前から地元の魅力発信をする同社キャラクター「みすずちゃん」とコラボしながら、南信州の名所などを写真を通して紹介している。

 吉川さんは「飯田の名所である杵原(きねはら)学校と喬木村の阿島傘、そして飯田紬を着る宮原さんと、飯田下伊那のいいものが集まった。その世界観が伝わるように和紙も数種類を試し、作品の雰囲気に合うものを選んでいる」と撮影から作品制作までを振り返る。

 宮原さんは「7年前から着物で生活をしている。祖母の着物も着るなどして、コーディネートを楽しんでいる。モデルに向いていると思ってはいないが、飯田下伊那の魅力を発信することに着物姿を生かすことができたら」と来場を呼びかける。

営業時間は11時~19時ごろ。入場無料。8月6日まで。写真集、ポストカードの販売も予定する。

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