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長野産リンゴと泰阜産ユズの焼き菓子 飯田女子短大と連携し洋菓子店が商品化

「信州ガレットブルトンヌ」を紹介するマサオオシマの店員

「信州ガレットブルトンヌ」を紹介するマサオオシマの店員

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 飯田女子短期大学(飯田市松尾)食物栄養専攻の2年生と洋菓子店「Patisserie Massa OshimA(パティスリー・マサ・オオシマ)」(飯田市鼎、TEL 0265-48-6828)が連携して開発した焼き菓子の販売が3月3日、始まった。

信州ガレットブルボンヌ

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 信州産リンゴと白あんをクッキーに挟み、泰阜村産のユズが香る「信州ガレットブルトンヌ」は、同大生考案によるレシピを商品化した。フランスのブルターニュ地方で古くから愛されている「ブルトンヌ(伝統的な厚焼きクッキー)」のレシピを参考に、バターの含有量を高めアーモンドパウダーも加えた。表面には同大の頭文字「I」の文字をあしらう。価格は280円。

 同大の食品開発実習では学生が8グループに分かれ、それぞれに焼き菓子を考案し試作を繰り返した。焼き菓子を試食した同店パティシエの大島正勝さんから、商品化に向けてのアドバイスを受け商品化した。大島さんは「数人で1グループなので、学生ならではの斬新で新しいレシピが誕生する。地元の食材を取り入れることを考え、商品化へ向けての熱意を感じる。『信州ガレットブルトンヌ』は、本場のブルトンヌより『リッチな』材料を使い、ユズの香りやバター風味などが口の中で広がる」と実習を振り返りながら紹介する。

 3月17日に行われる同校卒業式では学生に進呈される予定で、「信州ガレットブルトンヌ」が式に花を添える。同店ではリンゴとユズをそろえ、通年販売を予定。

 営業時間は9時~18時30分。火曜定休。

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