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飯田市美術博物館の専門員、研究活動をポスターで紹介

飯田市美術博物館の吹き抜けのホールを会場に

飯田市美術博物館の吹き抜けのホールを会場に

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 中央自動車道座光寺スマートインターから車で15分の場所にある飯田市美術博物館(飯田市追手町、TEL 0265-22-8118)で現在、2022年度の研究活動を紹介している。

飯田市美術博物館での展示の様子

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 同館の学芸員やスタッフ15人が伊那谷を主な研究の場所として、自然・人文・美術の専門分野での調査研究活動成果や経過報告などの要点をポスターにまとめ、ロビーで展示する。これまで行っていた対面での「研究活動報告」や、同スタッフがワークショップなどを行う「びはく学芸祭」などと趣向を変えて行い、今回は原点に戻りポスター発表とした。

 発表内容は、同スタッフの最近の取り組みの中で最もアピールしたい調査研究活動で、自然分野の川谷文子学芸員=「中新世北太平洋域におけるマッコウクジラ科鯨類の多様化」、人文分野の近藤大知学芸員=「西浦田楽の別当と能衆」、美術分野の加納向日葵学芸員=「子ども美術学校・中学生造形教室における菱田春草親子鑑賞会の実践」と題し、図解や写真と合わせてポスターで紹介する。

 美術分野学芸員の槇村洋介学芸係長は「それぞれが日々、研究を重ね、最も紹介したい内容を掲載している。ロビーでの展示なので気楽にお越しいただき、ゆっくりご覧いただければ」と来館を呼びかける。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館。ロビーの観覧は無料。3月21日まで。

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