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喬木「阿島民謡 盆踊り唄」 阿島祇園祭で2年ぶりに踊りの輪

喬木村公民館長の林司さん

喬木村公民館長の林司さん

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 「阿島祇園祭 阿島民謡・盆踊り唄」が以前の喬木村北保育園(阿島)で7月29日、開催される。

以前の盆踊りの様子

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 阿島民謡と盆踊りは1929(昭和4)年に作られ、同地区の住民が夏や、春に安養寺(阿島)で開催される「阿島祭り」などでも踊っていたという。一度は絶えてしまった盆踊りを2005(平成17)年、「このままでは廃れてしまう。盆踊りをやりまいか(やらないか)」と住民から声が上がり、三味線奏者や踊り手など、人を集めて再び盆踊りを復活させた。

 2006(平成18)年には、「踊りを後世へつなげよう」との思いで、「阿島民謡保存会」が設立した。同祇園祭当日までに阿島民謡練習日を2度開催しる。70~90代のおよそ30人で構成する同会員が手本となり、振り付けを習う。

 祭り当日は、舞台上で三味線と太鼓を奏で同会員などが演奏に合わせうたう。踊り参加者は、舞台の向いの「踊りの輪」で踊る。同村公民館の林司館長は「しなやかな踊りで、見ているうちに踊れると思う。ぜひ、踊りの輪へ参加していただければ」と呼びかける。

 阿島民謡踊りは18時から30分ほど。16時から、飯田養護学校の生徒による「あじまっ子太鼓」を皮切りに、ダンスやフラメンコのステージを予定する。出店やビンゴ大会も開催。林さんは「コロナ過や悪天候で開催できない年が続いた。横のつながりが希薄だといわれる時代に、祭りへ参加して顔を合わせることで、楽しんで交流を持っていただければ」と来場を呼びかける。

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