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飯田の古民家カフェ「HIRANOYA」、バーチャルキッチンで再出発

バーチャルキッチン「HIRANOYA」と「KURANO Coffee」スタッフとトータルマネジャーの浜島ゆりえさん(右)

バーチャルキッチン「HIRANOYA」と「KURANO Coffee」スタッフとトータルマネジャーの浜島ゆりえさん(右)

 カレーとワッフルの店「HIRANOYA(ヒラノヤ)」(飯田市通り町)が7月1日、姉妹店「KURANO Coffee(クラノコーヒー)」(仲ノ町)内を拠点としたテイクアウト専門のバーチャルキッチンとして営業を始める。6月27日には古民家店舗での最終営業日を迎え、「Thanks giving Buffet(サンクス・ギビング・ビュッフェ)」を開き、13年間の営業を支えた利用客へ感謝を伝えた。

2017年7月に、飯田市仲ノ町の酒蔵をリノベーションしてスタートした「KURANO Coffee」

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 ヒラノヤは2013(平成25)年11月、古民家カフェとして開業。ワッフルやカレー、コーヒーを提供し、コロナ禍ではテイクアウト専門の営業へ切り替えながら売り上げを維持してきた。地域イベントへの出店や「飯田コーヒーフェスティバル」の開催などを通じ、丘の上のにぎわいづくりやコーヒー文化の発信にも取り組んできた。

 新たに始めるバーチャルキッチンは、客席を持たず調理とテイクアウトに特化した営業形態。営業拠点は、姉妹店「クラノコーヒー」。注文はインスタグラムのダイレクトメッセージや電話(Tel.0265-48-8121)で受け付け、当日予約にも対応する。10個以上は事前予約、20個以上の注文は事前予約で配達にも応じる。

 メニューは店舗営業時の内容を引き継ぎ、古代米に地元野菜のサラダ、2種類のデリ、ハーブ卵などを組み合わせた「HIRANOYAカレー」のほか、ワッフル2枚に厚切りベーコン、地元野菜のナッツサラダ、ガーリッククリームチーズ、ハーブ卵、はちみつ蜂蜜を添えた「厚切りベーコンワッフル」、自家製てりやきチキンや、えびアボカドを使ったミールボックス(以上各1,200円)を販売する。スイーツは「ベリーベリークリーム」「レモンカードクリーム」「大人のエスプレッソ」など5種類のカップワッフル(各600円)、ドリンクは「Today's Coffee」やカフェラテなどを用意する。

 クラノコーヒーは2017(平成29)年7月、酒蔵をリノベーションして開業。同敷地内の高齢者向け住宅「ウェルネスタウン丘の上」の居住者への食事を365日提供しており、栄養士や調理師、バリスタが在籍する。

 両店を統括するトータルマネジャーの浜島ゆりえさんは「誰かを笑顔にする時間をつくることを大切にしてきた。常にどうしたら商品がおいしくなり、お客さまの居心地が良く、スタッフの対応も心地良いと感じてもらえるかを考えてきた。テイクアウトになっても、その思いは変わらない。利用して良かった、すてきな時間だったと思ってもらえる店であり続けたい。これまで培ってきたものを崩すことなく未来へつなぎ、お客さまにもスタッフにも、できるだけ負担をかけない形で続けていきたい」と話す。

 営業時間は10時~17時。月曜定休。

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