飯田のライブハウス「CANVAS（キャンバス）」（飯田市知久町）で4月12日、ライブイベント「Light Music Festival 2025」が開かれた。

CRASH SWEET

　新しい仲間と一緒に、音楽を楽しんでもらうことを目的に、今春、高校に入学した新入生やバンドに興味がある、軽音部に入りたい高校生を対象に開いた同フェス。飯田OIDE長姫高校（鼎名古熊）軽音部のバンド「CRASH SWEET（クラッシュスイート）」が企画し、市内の高校軽音部で活動するバンドに声をかけ、3校から6組が集まった。

　当日は、クラッシュスイートのほか、飯田高校から「ROTTEN RUNDI（ロッテンランディー）」「WURFEL（ウォルフェル）」、飯田風越高校から「れあぱる」「ねこもち」、飯田OIDE長姫高校から「LIFE TIMES（ライフタイムズ）」が出演。各バンド2曲～7曲を演奏。観客も手拍子をするなどして盛り上げた。

　4人組ガールズバンド「れあぱる」でボーカル担当の加藤ゆいさんは「トップバッターで緊張したが、楽しかった。手拍子で盛り上げてくれてうれしかった」と振り返る。ライフタイムズは出演バンド最多の7曲を演奏。メンバーは「初めて7曲演奏した。疲れたが楽しい時間を過ごすことができた」と口をそろえる。

　ライブを企画したクラッシュスイートでベース担当のToua（とうあ）さんは「初対面でも『音』で会話することができる。今回のイベントをきっかけに音楽の輪が広がっていくとうれしい」と話す。