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どら焼きの皮にカロリーを焼き印 高森町の津具屋製菓が新商品発売

中幡水咲さん(左)と清水航士さん(右)

中幡水咲さん(左)と清水航士さん(右)

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 高森町で菓子の製造・販売を手がける「津具屋製菓」(高森町山吹)が5月19日、アスリートや運動好きな人向けの新商品「FIT SAND(フィットサンド)」を発売した。

「FIT SAND」のパッケージ

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 同商品はトレーニングや運動前の糖質補給を目的にした商品で、一般的などら焼きに比べ低脂質で、皮の表面には栄養成分が一目で分かるよう焼き印が入っているのが特徴。企画、開発を手がけた清水航士さんは「おいしさにも自信がある。当社のどら焼きで使っている米粉を配合したもっちりとした食感の皮を使い、運動前にもさっぱりと食べられるよう、餡(あん)には愛媛の甘夏を使った」と話す。「この地域の産業として昔から盛んな半生菓子の良さや、文化を他地域の人にも知ってほしい」とも。

 同社が製造する「ミニどら焼き」は、昨年の北京2022冬季オリンピックのカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」の選手がハーフタイムの「もぐもぐタイム」で食べていたことで注目されたことを踏まえ、「ぜひ『ロコ・ソラーレ』の皆さんにも食べてほしい。運動のとき以外でも、手軽なおやつとして手に取ってほしい」と中幡水咲さんは話す。

 価格は1袋6個入り540円。同社通販サイトや全国のフィットネスジム、ドラッグストアなどで販売。

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