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飯田・松尾地区で4年ぶりの運動会 住民1000人が参加

分館対抗で行われた綱引き

分館対抗で行われた綱引き

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 「~個々の力を分館で一つに~ 楽しもう!令和最初の運動会」をスローガンに10月23日、松尾小学校(飯田市松尾)のグラウンドで「松尾地区市民運動会」が4年ぶりに開催された。同地区の運動会は2018(平成30)年を最後に、2019年は台風で、2020年と2021年はコロナ禍で中止となっていた。当日は地区住民約1000人が参加し、各種競技に臨んだ。

ゴールを目指して全力疾走

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 当日は11の競技が行われ、小中学生を対象とした100メートル走では、女子部門・男子部門に分かれて6人ずつ間隔を空けながら競った。分館対抗種目の綱引きには12の分館が出場。例年はトーナメント形式で競っているが、コロナ対策で今年は事前に対戦相手を決め、一発勝負で行った。声を出しての応援ができない分、応援団は分館旗を持ち、選手が綱を引く横で力強く振り、エールを送った。

 容器に水を入れて空き瓶を満タンにする「ラッキ-ウオーター」やフライングディスクを投げて逆さに持った傘でキャッチする「サ傘でキャッチ」、縦一列に並び頭の上から楕円(だえん)形のビニールボールを後ろにパスしながら運んでいく「あわてて、大事に」なども行われた。競技前には出場チームの控えテントの前で練習する姿も見られた。

 このほか、地元の緑ヶ丘中学校の生徒有志で結成された実行委員会が出題する〇?クイズや、分館の役員によるリレーなどで盛り上がった。

 実行委員長の下條啓市松尾公民館長は「競技をするにもまだまだ制限がある。コロナ前と同じようにできないのは残念だが、今年は半日だが開催できて一安心した。天候にも恵まれ、多くの地区民に参加いただき感謝している」と喜びの表情を見せた。

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