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飯田の菓房「田月」、固めのわらび餅で「飲むわらび餅」 夏季限定販売

「飲むわらび餅」抹茶味

「飲むわらび餅」抹茶味

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 信州飯田の菓房「田月(たげつ)」(飯田市伝馬町、TEL 0265-22-1378)が7月18日、夏休みスペシャルTAGETUと題して「飲むわらび餅(カフェラテ味・抹茶ラテ味)」「ソフトきんぎょく」の販売を始めた。

田月4代目 城田茂さん

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 4代目店主の城田茂さんが、仕事先の観光地で「飲むわらび餅」を見かけ、全国の味を確かめ和菓子店独自のドリンクとして販売する。週末には100杯以上、平日でも30杯以上を販売する人気商品になっている。

 城田さんは「東京、京都、鎌倉などの観光地で販売されている『飲むわらび餅』を飲み、柔らかな『わらび餅』がはやりなのを知った。せっかく和菓子屋が作るので、歯応えがあり存在感のある『飲むわらび餅』に仕上げた」と話す。

 以前から販売している同店の「わらび餅」は、わらび粉を練り沖縄産の黒糖を加えて作る。通常販売している「わらび餅」の水分を飛ばして腰を強めに仕上げた。ストローで吸える大きさにカットし、カップの底に入れ、京都宇治産の抹茶を使った抹茶ラテを注ぎ、生クリームをトッピングする。価格は550円。同店では喫茶スペースで「抹茶と和菓子セット」を提供しているが、1917(大正6)年の創業以来、ドリンクのテイクアウト商品は初めて。

「ソフトきんぎょく」は、柔らかく固めた寒天を青(ラムネ風味)、黄(レモン風味)、赤(ストロベリー風味)とカップに順番に流して3層に仕上げ、生クリームをのせソフトクリームをトッピングする。

 「夏らしいドリンクを夏休みに楽しんでもらえたらと思い作った。お客さんから『わっ』と声が上がるのが聞こえてくる。和菓子で喜んでいただければうれしい」と城田さんは笑顔で話す。

 営業時間は9時30分~18時30分。月曜定休(不定休)。秋までの販売を予定。

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