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南信濃の公共施設で太陽光発電 再生可能エネルギー活用で官民タッグ

(左から)近藤力夫会長、佐藤健市長、熊谷弘社長

(左から)近藤力夫会長、佐藤健市長、熊谷弘社長

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 南信濃まちづくり委員会とリックス(飯田市三日市場)が、飯田市で23件目となる「地域公共再生可能エネルギー活用事業」に認定され、11月30日、飯田市役所で調印式が行われた。

南信濃の公共施設で太陽光発電 再生可能エネルギー活用で官民タッグ

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 この取り組みは、地区内で太陽光など再生可能エネルギーによる発電を行い、収益を地域の課題解決に活用する「飯田市再生可能エネルギーの導入による持続可能な地域づくりに関する条例」に基づくもの。

 リックスは太陽光発電の設備を「南信濃公民館」「和田小学校」「遠山中学校」へ設置し、売電収入の一部は、同委員会が地区内外との交流など人口拡大に関する取り組みや空き家の修繕など、移住定住に向けた費用に充てる。電源は各施設で災害時など非常用としても使われる。

 同委員会の近藤力夫会長は「取り組みをきっかけに地域が永遠に続いてほしい」と話し、リックスの熊谷弘社長は「(取り組みは)17年、18年と続いていく。その先も含めて、しっかりと南信濃の皆さんの役に立ちたい」と話す。

 佐藤健飯田市長は「南信濃が元気になってほしい。地域の自然がエネルギーになり、地域の活性化にもつながることを子どもたちや住民にも知ってほしい」と話す。

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