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飯田に茶室「季の間」 和菓子と抹茶提供、1日1組限定宿泊施設も

店の茶室で、設計士で建築デザイナーの野牧賢司さんと妻の美好さん

店の茶室で、設計士で建築デザイナーの野牧賢司さんと妻の美好さん

 茶房「季の間(ときのま)」(飯田市主税町)が5月1日にオープンした。

茶房「季の間」店舗外観

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 運営するのは、設計士で建築デザイナーの野牧賢司さんと妻の美好さん。老舗和菓子店「千翁堂(ちおうどう)」だった建物をリノベーションし、4階建ての建物の2階に建築デザイン事務所、3階・4階に1組限定(最大6人まで)の宿泊施設を設け、1階を茶房として営業する。茶室では季節の和菓子と抹茶を提供する。

 野牧さんは父が上村下栗出身。名古屋で生まれ、10歳ごろに飯田へ移住した。本業は建築だが、数年前、表千家流の師匠の下で茶道を学び始めたことをきっかけに、地域の和菓子文化に関心を持つようになったという。「和菓子店が少なくなっているという話も耳にする。抹茶と和菓子を日常の中で楽しんでもらい、地域の文化を知るきっかけになれば」と話す。

 提供するのは、その日に仕入れた季節の生菓子と抹茶2服のセット(1,650円)。中学生以下には、抹茶1服と和菓子を無料で提供する。野牧さんは「子どもの頃からこうした文化に触れることで、10年後、20年後に違った感受性となって残っていくのでは」と期待を込める。

 店内では作法を重視し過ぎず、初めて訪れる人でも気軽に抹茶を楽しめる雰囲気づくりを意識するという。「敷居が高いと思われがちだが、おいしい和菓子と抹茶を味わいながら会話を楽しんでほしい」とも。

 ゴールデンウイーク期間中は若者の利用も多かったという。野牧さんは「畳の空間で自然と背筋を伸ばし、お茶を味わう姿を見ると、若い世代にも日本文化が根付いていると感じる」と話す。

 茶房の営業時間は13時~16時。午前中は予約対応可。宿泊施設は朝食と抹茶付きで1人1泊2万1,000円、中学生以下=無料。

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