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飯田の「よこね田んぼ」、農水省「つなぐ棚田遺産」に認定

よこね田んぼ管理団体のメンバーと佐藤市長

よこね田んぼ管理団体のメンバーと佐藤市長

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 日本の棚田風景百選にも選出されている飯田市千代の「よこね田んぼ」が、農林水産省の「つなぐ棚田遺産 ふるさとの誇りを未来へ」に認定された。

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 棚田地域の振興に関する取り組みを積極的に評価し、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対するより一層の理解の促進を図ることを目的としている「つなぐ棚田遺産」。2021年11月15日~12月15日に募集。全国271カ所、そのうち長野県内は、千代のよこね田んぼを含め15カ所の棚田が認定された。

 よこね田んぼでは「農村の原風景を守り、地域を活性化させる」をテーマに、継続的な保全活動を通して、農村と都市部の交流、景観の保全、畔(あぜ)ぬりなどの伝統文化の継承、安らぎの場所の提供など、魅力的なまちづくりを構築するとともに棚田地域の活性化に取り組んでいる。

 佐藤健飯田市長から「つなぐ棚田遺産」の認定証を受け取った、よこね田んぼ保全委員会の関口委員長は「現在は、小中学生、保育園児の皆さんと一緒に保全活動をしているが、これからはその親御さんたちも引き込みながら将来につなげていきたい」と意気込みを見せる。

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