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給食に地元特産品「市田柿」高森町の小中学校で小正月メニューに

市田柿を笑顔で頬張る高森南小学校4年2組の児童たち

市田柿を笑顔で頬張る高森南小学校4年2組の児童たち

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 高森町の市田柿発祥の里活用推進協議会が1月15日、高森北小学校、高森南小学校、高森中学校の学校給食の小正月メニューとして地元の特産品「市田柿」を提供した。

給食で配られた市田柿。一人一個のはずが・・・ジャンケン争奪戦で勝利した戦利品か?

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 高森南小学校の4年2組では、当日出席した27人が市田柿を味わった。4年2組は総合学習の授業で高森町の特産品「市田柿」について、歴史やどのように作られ食べられてきたかなどを学び、実際に皮むきなどをして市田柿作りにも携わった。昨年末には完成した市田柿を家に持ち帰り食べたという。「3学期には市田柿の調理方法を学び、アレンジレシピを考案する予定」と担任の清水賢太教諭は話す。

 当日の給食メニューは市田柿の他市田酪農の牛乳、古代米、鶏の塩こうじ焼き、キュウリとキャベツのあえ物、さつまいも汁。配膳の準備が終わると、日直当番の「みんなでおいしく食べましょう」のかけ声で食べ始める。ご飯やおかずを食べ終えると児童らは市田柿に手を伸ばし、おいしそうに頬張った。クラスの友達から地元・市田牛乳の乾杯で10歳の誕生日を祝福された酒井杏さんは「やわらかくて甘くておいしい。家でもよく食べている」と笑顔を見せた。

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