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飯田のクーポン誌「あいなび」8年ぶりに全面リニューアル

旧「あいなび」を持つ横前恭子さん(左)と新しい「あいなび」を持つ大坂隼人さん(右)*2人とも飯田エフエム放送パーソナリティを務める。

旧「あいなび」を持つ横前恭子さん(左)と新しい「あいなび」を持つ大坂隼人さん(右)*2人とも飯田エフエム放送パーソナリティを務める。

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 飯田下伊那地区で発行されているクーポンマガジン「あいなび」が7月15日、内容を一新し全面リニューアルを行う。

新しい「あいなび」中面、飯田経済新聞ランキングや一新したクーポンも

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 「あいなび」は飯田市を主なエリアとするコミュニティ放送局「飯田エフエム放送」が飯田下伊那の情報とクーポンを掲載したフリーペーパーとして2003(平成15)年4月に創刊。2015(平成27)年7月にA5版からAB版にサイズ変更し、リニューアルした。今回のリニューアルは8年ぶり。現在のAB版からサイズを元に戻してA5版にし、クーポンの形態を変更したり、記事部分の構成を変更したりするなどした。表紙は、地元で働く男性に目を向け、「カフェユイット」(飯田市上郷別府)で働く澤柳拓弥さんを取り上げた。

 飯田エフエムの堀竜也局長は、「この地域のさまざまな紙媒体がコロナ禍で休刊や廃刊に追い込まれた状況は見逃せず、他人事ではなかった」と振り返る。スタッフや関連会社と試行錯誤し今回のリニューアルに至ったという。「今は、メディアが多様化している。SNSや動画など、ウェブでの情報発信が主流になる中、紙媒体も変化しなくてはいけない。ウェブとうまく絡めながら地元の皆さんがハッピーになる新しい媒体にしたい」と意気込む。

 「あいなび」の情報はインスタグラムでも発信する予定。発行は7月・10月・1月・4月の15日。コンビニ・スーパー・一部のドラッグストア・自治振興センターなどの公共施設で無料配布する。

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