カフェを併設する洋菓子店「けーきや ぺパン」（松川町元大島、TEL 0265-48-5603）が6月30日で7周年を迎えた。

季節のりんごのタルトタタン

　店主の林正浩さんと久美子さん夫婦が2016（平成28）年6月30日にオープンした同店。同町の果実を中心として他の地域の名産も材料に、フランスの伝統的な菓子の技術を生かした生ケーキや焼き菓子、ゼリー、飲むスイーツなどを提供・販売する。

　フランスで菓子作りの修業をした正浩さんは「味覚は自分で育てる、教わるものではないと習った。知らないものを食べたり、見たりして、味の組み合わせなどをいつも考えている」と菓子作りに込める気持ちを話す。

　通年商品「季節のりんごのタルトタタン」（426円）は、久美子さんの実家で取れる同町産のリンゴのコンポートをふんだんに使う。同町のふるさと納税の返礼品にもなっている。

　誕生日ケーキを購入した家族が、誕生日会に撮影した写真を送ってくれることもあり、「赤ちゃんが成長する姿を一緒に見ることができてうれしい」と久美子さん。

　7周年を記念して7月14日～18日限定で、パイ生地に生クリームとカスタードクリームを挟んだ「生クリームパイ」（240円）や、チョコバナナ、ブルーベリー、桃など「日替わり生パイ」（280円）を販売する。

　営業時間は10時～18時30分（土曜・日曜・祝日は18時まで、カフェは17時ラストオーダー）。水曜・木曜定休。