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新春初「さわやかウォーキング」、飯田の和菓子を楽しみ寺社巡り

ゴールの「飯田駅」

ゴールの「飯田駅」

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 JR東海主催の「さわやかウォーキング」が1月7日、「飯田の和菓子満喫&願いかなえ(鼎)て桜咲け・大願成就」と題して開催される。

飯田駅に降り立つと頭上にステンドグラスが

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 JR飯田線の鼎(かなえ)駅をスタートし、長姫神社や冨士山稲荷神社、峯高寺、大宮諏訪神社などの同市街地の寺社などを巡り、桜町駅を通過し飯田駅をゴールとする約9.4キロのコース。所要時間は約2時間40分。参加無料、予約不要で、3密を回避し駅をスタート地点とする「さわやかウォーキング」は新年・春・秋と開催。今回は、JR東海エリアの新春コースで今年最初の開催となる。

 2013(平成25)年に鼎駅が無人駅となり、駅では切符を購入することができなくなったが、「願いが叶(かな)う、桜咲け」にかけて、鼎駅から桜町駅までの切符を求める声や、鼎駅発の切符を飯田駅で購入する人も多くあり、飯田駅では専用の台紙も販売するようになった。それに合わせ、「さわやかウォーキング」も、受験シーズン中に鼎駅スタートのコースを毎年開催する。飯田駅でゴールし、鼎・桜町駅間の切符を購入した人には台紙の他、先着100人に水引を進呈する。

 飯田駅員が、毎回コースを下見しアレンジを加える同イベント。今回はコース上にあり、「丘の上」と呼ばれる飯田市街地の和菓子店などを同駅員がセレクトした。和泉庄(銀座)、田月(伝馬町)、一二三屋まん十店(中央通り)、FAVERSなみき店(通り町)、いとうや(本町)、つ久し(桜町)、餅屋吉丸屋(桜町)の7店舗で、ウオーキング当日の参加者にチラシを配る予定。飯田駅員の宮沢英明さんは「祖父母が飯田の和菓子を用意してくれ、『きんつば』『甘辛いみたらし団子』などを幼いころから食べおいしいと思っていた。大人になり、飯田には菓子店が多いことを改めて知った。東海方面からも大勢参加してくださるウオーキングで、街並みと和菓子も飯田の魅力として発信できたら」と笑顔で話す。

 当日ゴールとなる飯田駅前では、パン工房ゆめのやの出張販売(11時~14時)や、クレープとカシスドリンクの「アステル」、飯田丼などの「Brother hood」や、「からあげビリー」(以上、10時~15時)のキッチンカーも出店する。「駅員で歩き調べ設定したコースで、最初の坂を上るとアップダウンは少ない。遠くからと地元からの参加者それぞれに、飯田の魅力を感じていただければ」と参加を呼びかける。

 スタート受付は、鼎駅で8時30分~13時。

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