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飯田の桜並木に今年もイルミネーション点灯 地元中学生も飾り付けに参加

ポケットパークのイルミネーションの下で一休み

ポケットパークのイルミネーションの下で一休み

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 飯田の大宮通り桜並木で12月9日、イルミネーションの点灯が始まった。

リンゴをモチーフにしたイルミネーション

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 桜並木のイルミネーションは、並木の起点となる大宮諏訪神社から桜並木通りまでの約700メートルのうち約550メートルの区間で点灯。使ったLED電球は3万8000球。今年は飯田東中学校の生徒たちが世話をする「リンゴ並木」が70周年を迎え、リンゴにちなんだイルミネーションなどが並木通りの中ほどに位置する環状交差点(ラウンドアバウト)内のポケットパークに飾る。11月26日には飯田東中学校の生徒27人が飾り付けに参加。シンボルツリーとなる白樫の木にも地元造園業者の協力でイルミネーションが施され、中学生たちからは「デートコースにいい」という声も聞かれた。

 当日は多くの地元住民が参加し点灯式を行った。式の前には同中生徒が育てるリンゴ並木のリンゴで作ったジュースやジャムを販売したり、吹奏楽部の生徒らが芝居を交えながら「クリスマスメドレー」や「恋人はサンタクロース」などを演奏したりして盛り上げた。

 佐藤健市長のカウントダウンと同吹奏楽部のファンファーレでイルミネーションが点灯すると、桜並木にイルミネーションの川が浮かび上がり歓声が上がった。主催する桜並木保存会の井上基会長は「飾り付け作業中に、いつも楽しませていただいているという地域の人の声を頂きありがたい」と話し、佐藤健市長は「桜並木はコロナ禍の間も点灯し続け、飯田の街全体の元気を与えてくれた」と感謝の意を表した。

 イルミネーションは桜並木の人形時計塔が17時に演舞するのに合わせて一斉に点灯し、21時に消灯する。大みそかから元旦にかけても点灯する予定。1月13日まで。

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