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旧飯田測候所でイルミネーション 今年は「平和」をテーマに

約8万個のLEDが輝く

約8万個のLEDが輝く

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 毎年恒例の「北斗のまち橋北イルミネーションフェスタ」が12月17日、国の登録有形文化財の旧飯田測候所(飯田市馬場町)で始まった。

会場の入り口

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 同測候所は1922(大正12)年に竣工し、2002(平成14)年5月に同市高羽町へ移転されるまで、地域の気象観測の拠点として活用されていた。同フェスタは測候所を有効活用し多くの人に知ってもらう目的で2009(平成21)年にスタート。今年で14年目になる。

 コロナ禍の中、11月の土曜・日曜に橋北面白倶楽部のメンバーを中心に準備を進めてきた。約8万個のLED電球を使い、同測候所のシンボル「測風塔」から流れ落ちる青と黄の光の束や、平和の象徴「ひまわり」、背を向けると羽根がはえているように見えるイルミネーションなどを施す。

 中でも「ハート型」のオブジェは若い男女の人気を集める。2つのスイッチをタイミングよく2人で押すと、ハートの内側のLEDが同時に点灯する。もともとハート型のイルミネーションはあったが、今のシステムにしたのは昨年からで、映えスポットとして人気を集めている。

 中学の同級生同士で訪れた金森亜水(つぐみ)さんは「昨年に続いて2回目。今年もどこを見てもきれい。中でも屋根から流れ落ちるイルミネーションがすてき」、熊谷優月さんは「初めて来た。天使の羽根に見えるイルミがかわいい」と、それぞれ話す。

同フェスタを企画した橋北面白倶楽部のメンバーの一人、杉山智子さんは「点灯する瞬間が一番きれい。測候所を囲むようにしてLEDを飾りつけてあるので、まんべんなく見て楽しんでほしい」と呼びかける。

 点灯時間は17時~21時。1月6日まで。

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