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平谷温泉「ひまわりの湯」、30周年で記念プロジェクト「ありがとゆ。」

30周年を紹介する高見さん

30周年を紹介する高見さん

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 信州平谷温泉「ひまわりの湯」(平谷村)が7月29日に開業30周年を迎えるのに合わせ、7月1日から記念プロジェクトを開催する。

7月1日から「竹灯籠」の灯りをともす

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 1994(平成6)年にオープンした同館は、国道153号沿いの「道の駅 信州平谷」に併設する、日帰り温泉と宿泊の施設。標高1000メートルに位置し、温泉が湧き出た様子を「太陽に向かってまっすぐに咲くヒマワリの姿」に重ね、名付けたという。

 同プロジェクトでは「ありがとゆ。」をキャッチフレーズに掲げ、さまざまなイベントを開催。キャッチフレーズを考案した、クリエーティブディレクターの佐々木公美子さんは「少しヌルっとして、サラッと感じる。泉質の良さを30周年の感謝と共に伝えたい」と、キャッチフレーズへ込めた思いを紹介する。

 同村出身で支配人の高見英章さんは「子どもの頃から温泉に漬かり、泉質の良さを感じている。県外からのお客さまからも泉質をほめていただくこともあり、うれしい」と話す。

 7月1日から「竹灯籠ライトアップ 夏の宵あかり」を開催する。同村の地域おこし協力隊員が制作した竹灯籠を、温泉入り口や露天風呂、同施設の周辺に設置し、日暮れから点灯する。「湯から上がった頃に辺りが暗くなる。幻想的な風景を楽しんでいただければ」と高見さん。

 7月27日には「ひまわりの湯30周年記念祭」として、通常の入湯料金・大人800円を半額の400円とし、小学生以下は無料とする特別料金を設定する。先着200人に、30周年「ありがとゆ。」タオルと記念品を贈るなどの特典を用意する。「煙火打ち上げ前夜祭」として26日には花火の打ち上げも予定する。

 期間中、「平谷の夏のうまいもの市」を開くほか、館内の飲食店では「ありがとゆ。メニュー」を提供する。高見さんは「隣接するヒマワリ畑もこれから咲きそろう。村の宝でもある温泉に、ぜひ足を運んでいただければ」と来館を呼びかける。

 営業時間は10時~20時。水曜定休。8月14日は営業。

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