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「焼來肉ロックフェス」が10周年 今年は4ステージで展開へ

アピールする今井啓介実行委員長

アピールする今井啓介実行委員長

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「焼來肉(やきにく)ロックフェス(通称「ヤキフェス」)」が7月20日・21日の2日間、野底山森林公園(飯田市上郷黒田)で開催される。実行委員会が3月29日、発表した。

挨拶する今井啓介実行委員長

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 人口1万人当たりの焼き肉店の数が多いことから、「日本一の焼き肉のまち」としても知られる飯田市。「地域に根付くロックフェス」と「南信州・飯田地域を多くの人に知ってほしい」という思いでロック好きの仲間が集まり、2015(平成27)年に始まった同フェス。今年で10回目。昨年は県内外から2日間で延べ3200人が来場した。

 今年は、「グランドステージ」、「フォレストステージ」、「モーリーステージ」に加え、昨年、フードエリア内に新設したDJブースを「サニーステージ」に改め、4ステージでライブ繰り広げる。

 新たな取り組みとして、ステージの照明や音響などの電力を環境に優しいクリーンエネルギーを活用する。モーリーステージでは、昨年9月に営業運転を始めた「野底川小水力発電所」で作られた電力を使用。サニーステージでは「中津川 THE SOLAR BUDOUKAN」で実績のある「ネクサス@中津川」の協力の下、ソーラーシステムで電力を賄う。

 今年もフードエリア内に名物の「手ぶら焼き肉スペース」を設置。事前にプレイガイドやチケット取扱店で「手ぶら焼き肉券」を購入する必要がある。メニューは飯田ならではの「南信州牛、カシラ、マトン、黒モツ」に、10周年記念でとして「牛タン」を追加するほか、「テンダーロイン牛厚切り焼き肉券」も販売する。

 フェス開催期間以外の活動として、「YAKINIKU CITY」とロゴが入った専用Tシャツ販売やクラウドファンディングで募った資金を活用し、飯田下伊那地域の小中学校で「焼き肉給食」を提供する「焼肉給食大作戦」を実施するほか、オリジナルラバーバンドの売上金を能登半島地震の義援金に充てる取り組みを行う。

 今井啓介実行委員長は「紆余(うよ)曲折ありながらも10年目を迎えた。非日常を感じながら自然豊かな場所で焼き肉とロックフェスを楽しんでほしい」と参加を呼びかける。

 両日共に10時開演。当日は山田グラウンドと押洞運動場(以上、上郷)と飯田駅から有料シャトルバスを運行する。片道運賃は500円(飯田駅は1,000円)。

 公式サイトなどで4月9日以降、出演アーティストを随時発表していく。

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