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飯田・伝馬町に居酒屋「一歩」 利き酒師の店主、和食と日本酒に自信

旨い酒と肴「一歩」の店の前で店主の木下徳綱さん

旨い酒と肴「一歩」の店の前で店主の木下徳綱さん

 居酒屋「旨い酒と肴 一歩(いっぽ)」(飯田市伝馬町)が9月14日、中華料理店「西遊記」跡にオープンした。

一歩の日本酒ラインナップ

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 店主で松川町出身の木下徳綱(のりつな)さんは、高校卒業後、東京の調理専門学校で1年学び、歌舞伎町の日本料理店で5年、東京の和食居酒屋で5年修業してきた。2024年に地元へ戻り、松川町内の居酒屋で1年働いた後、独立を決意したという。地元では空き物件がなかったことに加え、「知り合いがいないような場所で勝負してみたい」との思いから、タイミングよく声をかけてもらい飯田市内での出店を決めた。

 調理の世界に入って以来、自分の店を持つことが目標だったといい、修業時代は誰よりも早く出勤して仕込みをするなど、多忙な日々を過ごしたという。店名の「一歩」は、初心を忘れず一歩一歩コツコツと歩んでいきたいとの思いと、自身にとって1店舗目であることから名付けた。

 店内は居抜きながら、カウンターを作り直すなど店の雰囲気も中華風から和風にし、大幅に手を加えた。1階はカウンター8席とテーブル2卓12席、2階には座敷を備える。宴会は着席で16人、最大18人まで対応する。

 「来た人にワクワクしながら食べて飲んでもらい、笑顔で帰ってもらいたい」との思いから、酒と料理の両方に力を注ぐ。刺し身など魚料理を中心に据え、看板メニューは和食料理店で鍛えた技術に自信を持つ「だしまき玉子」(900円)。「来店したら必ず食べてほしい」と話す。
 そのほか、ピスタチオの天ぷらなど変わり種のメニューもそろえる。日本酒は東京の和食居酒屋時代に学び、利き酒師の資格を持つ木下さんが季節ごとに銘柄を入れ替えながら仕入れる。オープン時は「山本」「手取川」「田酒」「東洋美人」「雪の茅舎」など多くの種類をそろえる。そのほか、桃の香りが漂う焼酎など、女性が飲みやすい銘柄も用意した。

 木下さんは「プレオープンでの評判は総じて良く、細かな指摘を受けながら改善を重ねてきた」と振り返る。「来ていただいて、笑顔で帰ってもらえるように、しっかりと心を込めて料理・接客に取り組む。ぜひ一度足を運んでほしい」と意気込む。

 営業時間は17時から24時まで。9月末までファーストドリンク無料。

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