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飯田に器専門店「うつわ mitsu-bachi」 全国の作家作品集める

2026年7月12日オープン。「一点もの」の作品を整える店主の伊藤光弘さん

2026年7月12日オープン。「一点もの」の作品を整える店主の伊藤光弘さん

 器専門店「うつわ mitsu-bachi」(飯田市高羽町1)が7月12日、JR飯田線飯田駅から徒歩5分の場所にオープンする。

伊那谷の自然をイメージし、オーダーメイドで制作した飾り棚

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 店内には、長野県上田市をはじめ、岐阜、愛知、三重、岡山、広島、香川、佐賀、神奈川など全国で活動する約15人の作家による器約250点を並べる。飯わんや丼、皿、豆皿、そばちょこ、酒器などを扱い、磁器や陶器、焼き締め、釉薬(ゆうやく)を生かした作品など幅広くそろえる。

 店主の伊藤光弘さんは飯田市出身。高校卒業後に東京大学へ進学し、卒業後はテレビ制作会社に勤務した。社会人になり、さまざまな飲食店で食事をするうちに食の世界に興味を持ち、縁があり東京・吉祥寺の飲食店で約9年間、料理を学んだという。

 20代後半からは全国各地の窯元や展示会を巡り、作家と直接交流を重ねてきた。2019年には和食を中心とした「ミツバチ」(主税町)を開業。料理人として腕を振るう一方、「いつか器の店を開きたい」という思いを抱き続け、物件との出合いをきっかけに開業を決めた。

 伊藤さんは作品を扱う際、実際に作家の窯元を訪れ、制作現場を見学しながら作品に込めた思いを聞くことを大切にしている。「焼き物には作家の人柄が表れている」と話し、「料理を盛り付けることで料理が引き立ち、どこか懐かしい風景を感じられるような器が好き」と器の魅力を話す。

 「料理人だからこそ、料理に合う器や盛り付け方なども提案できる。使い方や料理のコツなども気軽に相談してもらえたら。来店する方から器の使い方を聞けるのも楽しみ」と話す。「器は割れてしまうものだからこそ大切に扱おうという愛着が生まれる。使い続けることで艶や表情が変化し、器が育つように、暮らしも一緒に育っていけばうれしい」と器への思いを語る。

 営業は土曜・日曜の12時~15時。

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