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飯田のカレー店が環境配慮型パッケージ開発 コスト削減とごみ減量実現へ

新パッケージを開発した尾澤章さん

新パッケージを開発した尾澤章さん

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 「カレーの大原屋」(飯田市羽場)が、小ロット生産商品向けの環境配慮型パッケージ「大原屋式スタンドトライパック」を開発した。同店を経営する大原屋コミュニケーションズが6月13日、発表した。

大原屋式スタンドトライパック

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 大原屋では10年ほど前から、オリジナル商品として「レトルトカレー」「デミグラスソース」などを販売してきた。商品を手に取ってもらうにはパッケージも必要になってくるため、同店でも包材としてカップや、箱、ビニールなどを使い、商品のパッケージを作ってきたという。

 新パッケージは、カード状のシンプルな構造で、商品を巻き込み三角形に組み立てることで強度を保ちつつ売り場での陳列を容易にする特徴があるという。従来の箱型パッケージと比べ、ごみの減量や包装作業の効率化と資材コストの削減が図れるほか、カード両面に商品説明を印刷することで、多くの情報を発信できる販促ツールとしても機能する。

 「パッケージを作る中で、たくさん材料を使うと、その分ごみも多く出てしまい、現在は包材のコストも上がっているため、環境とコスト面がどうしてもネックになる」と社長の尾澤章さんは話す。「コストを削減し、ごみの減量につなげるには」と考えた結果、今回のデザインを思いついたという。

 新パッケージの名称は、スタンド=自立式で、トライ=トライアングルのような三角形に包み込むことから「スタンドトライパック」と名付けた。もう一つの意味として、「小規模事業者が立ち上がって挑戦していくという思い」も込める。

 尾澤さんは「今回のパッケージを安定して自社商品に使っていくのはもちろん、ほかの企業にも商品開発の役に立ててもらえれば。地元のいろいろな商品が世に多く出ていくことにつながれば」と期待を込める。

 新パッケージの商品は、カレーの大原屋の店頭とウェブサイトのほか、キラヤ各店、Aコープファーマーズ飯田店(曙町)で扱う。

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