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松川町営温泉施設「清流苑」がリニューアル 内装一新、売り上げ6億目指す

リニューアルの清流苑スタッフ

リニューアルの清流苑スタッフ

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 松川町営の温泉施設「信州まつかわ温泉清流苑」(松川町大島)が3月1日、リニューアルオープンした。

開放感のあるロビー

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 清流苑は1992(平成4)年7月にオープンし、今年7月で32年目を迎える。周辺にはスポーツ施設や温水プール、フォレストアドベンチャー松川などもあり、町民だけでなく県内外から宿泊に来る客も多い。老朽化により昨年12月11日から休業し、改装工事を経て今回のリニューアルオープンとなった。「Re:FRESH!」をコンセプトに改装したのは、エントランス、ロビー、フロント、売店、レストランの5カ所。白を基調にした内装で、ロビー天井は開放的なデザインとなった。レストラン梨花もカフェのような内装に一新した。

 支配人の菅沼哲也さんは「休業中の2カ月半は改装工事とともに、業務の見直しや問題点の洗い出しを行い改善に努めた。現在は正規従業員30人、非正規30人ほどが在籍するが、人材不足をカバーするマルチワークの取り組みも行う」と話す。レストランも地元の食材を使うなどメニューを一新した。「温泉のついでではなく、普通に食事に来てもらいたい」とも。町の観光案内にも力を入れていく。

 以前、支配人を経験したことのある北沢秀公松川町長は、念願のリニューアルに、あいさつで感極まる場面も見られたが、「いろいろなことがあったが、過去ピーク時(平成10年代)には5億6,000万円の売り上げを記録したこともあった。この改装を機に売り上げ6億円を目指す」と意気込む。

 営業時間は、入湯=10時~20時、レストラン梨花=11時~20時、売店=8時~20時。
 入湯料金は大人=500円、子ども=250円。水曜定休。

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