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来年開館110周年の飯田市立中央図書館 「図書館カフェ」で意見を募る

現在の図書館を紹介する関口さん(左)と小原さん(右)

現在の図書館を紹介する関口さん(左)と小原さん(右)

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 飯田市立中央図書館(飯田市追手町)が4月21日、開館110周年に向けた取り組みの一環で「図書館カフェ」を開催した。

「飯田図書館」の以前の建物

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 公立図書館として開館してから来年で110周年となる同館は、節目に向け企画を考える「図書館カフェ」を初めて開いた。同市を中心に近隣の町村から、20~80代の幅広い世代の住民22人が参加した。

 参加者からは「この人の講演会を開いてほしい」「図書館に関わる人の話を聞きたい」「カフェがあれば」などの具体的な意見や、「障がいがある人に寄り添う、誰でも来られる場所」「歴史から見て図書館の未来を考える」といった抽象的な意見も挙げられた。

 「子どもたちからも意見を聞いた方が良いのでは」「図書館にはどのような書籍があるか、この書籍がなぜあるか、図書館史を残してほしい」「全国の図書館とつながって、各地域のお薦め本など、地域性を生かした情報交換」など、さまざまな意見が続いた。

 同館司書の関口真紀さんは「思いついた方から意見を挙げる会とした。挙げられた意見を受け、途切れることなく、何人もの参加者から意見が述べられた」と振り返る。

 1901(明治35)年以降に、旧飯田藩主堀家の蔵書の寄贈を受け、飯田小学校(現在の追手町小学校)内に「飯田文庫」が設けられた。1915(大正4)年に大正天皇御大典記念事業として、公立(当時は町立)の「飯田図書館」、現在の同館が開館した。

 当日は同館の瀧本明子館長が、「飯田市立中央図書館の歩み」として同館の変遷と当時の貴重な写真を紹介し、参加者から「懐かしい」などの声が挙がった。

 「図書館利用者と図書館との絆をより深め、これから図書館へ足を運ぶ住民のきっかけになるよう」、同会を今後も予定するという。関口さんは「来年度に向け、参加者と図書館職員が考えている段階。図書館の歩みを振り返りながら、図書館の意味や将来に向け考えていく場所としたい。気軽に参加し意見を挙げていただければ」と参加を呼びかける。

 次回は5月26日13時30分~、飯田市立中央図書館で行う。今後は毎月第3日曜に開催の予定。

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