夕方に開花するオオマツヨイグサを楽しむ「大待宵草鑑賞会&演奏会」が7月11日、アグリ交流センター(高森町出原)パノラマテラスで開かれる。主催は千早原フラワーパートナーズ(ちはやっぱら)。
オオマツヨイグサは「宵待ち草」「月見草」などの通称でも知られる植物で、夕方に花を開き、翌朝にはしぼむのが特徴。取材当日は19時過ぎごろから1輪の黄色い花が咲き始めると夕闇と共に次々とかれんな花を咲かせた。原産地は北アメリカで、ヨーロッパを経由して園芸品種として日本に伝わり、明治時代初期に渡来した後、全国で野生化した。近年は在来種や近縁種のメマツヨイグサに押されて減少しているという。
同団体は、高森町でリンゴ、ナシ、ブドウ、柿などを育てる農家を主に15人が所属する。サクラやモミジ、スイセンなども管理する中、2015(平成27)年にオオマツヨイグサの苗を植え始めた。昨年10月に交流センター駐車場を囲むように150株ほどの苗を植え、今年は例年より早い6月上旬に花が咲き始めたという。同団体では8月上旬まで楽しめるオオマツヨイグサの花を多くの人に観賞してもらおうとイベントを企画した。
当日は17時30分から演奏会を開き、コカリナ演奏やカントリーミュージック、ギターとマンドリンの演奏を行う。18時45分からは鑑賞会を行い、夕暮れとともに咲く花を観賞する。会場では「あかりを灯(とも)す会」による竹灯籠の点灯も予定する。雨天の場合は演奏会を室内で行い、竹灯籠の点灯は中止する。
会場では17時から、アグリ交流センター2階の「カフェ・いるもんで」が夜間営業し、唐揚げやコーヒーを提供するほか、「ぼちぼちパン」によるベーグル販売や農産物販売も行う。
同会の中塚広司会長は「会の活動としてはオオマツヨイグサのほかにもサクラやスイセンなども植え景観を整えてきた。オオマツヨイグサは夕暮れ時しか見るチャンスがないので、ぜひ見に来てほしい」と呼びかける。
開催時間は、演奏会=17時30分~、鑑賞会=18時45分~。入場無料。