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豊丘の農園で「サクランボ狩り」始まる 10種超の食べ比べも

主力品種の紅秀峰

主力品種の紅秀峰

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 中央自動車道松川ICから車で20分の場所にある「丘の上さくらんぼ園」(豊丘村神稲、TEL 070-8595-0390)で6月10日、サクランボ狩りが始まった。

サクランボキャップ

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 「ゆっくり楽しむサクランボ狩り」をコンセプトに、2018(平成30)年に個人客の受け入れを始め、今年で4シーズン目を迎えた同園。2000平方メートルの農園に約70本のサクランボの木を植え、全てがハウス栽培のため天候に関係なくサクランボ狩りを体験できるのが特徴。

 同園ではサクランボの品種を10種類以上そろえ、6月上旬の早生品種(紅さやかなど)、6月中旬の中生品種(佐藤錦など)、6月下旬の晩生品種(紅秀峰など)と、品種によって収穫時期が違うため、食べ比べもできるようハウス内での品種の並べ方も工夫する。幼児でも実に手が届くよう低い場所にもサクランボを実らせるため木を剪定(せんてい)した。枝の高い場所での摘み取りもできるよう、園内には脚立も用意する。

 サクランボ狩りの初日に県外から訪れた予約客は「サクランボでおなかがいっぱいになるなんて幸せ」と話しながらサクランボ狩りを楽しだ。愛知から訪れた親子連れは「どれを食べても甘くて味が濃い。愛知からそれほど遠くない場所でサクランボ狩りが楽しめうれしい。来年も来たい」と話していた。

 同園では4月1日に予約受付を始め、今シーズンは全ての日程がほぼ満員となっている。同園代表の原昌紀さんは「収穫量が多いときはハウス前の売店で販売も行う。来年は、より多くの方にサクランボ狩りを体験していただけるようサクランボのハウスを拡大している。山々に囲まれた景色を楽しみながら、サクランボ狩りを楽しんでいただけたら」と笑顔で話す。

 営業時間は9時~16時。料金は30分食べ放題で、小学生以上=2,400円、園児=1,200円、幼児無料。

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