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高森町の信州市田酪農、地元産にこだわったヨーグルトアイス販売開始

3種類のアイスと宮下淳さん

3種類のアイスと宮下淳さん

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 乳製品を製造・販売する信州市田酪農(高森町出原)が4月8日、同社直売所で「いちだフローズンヨーグルト」「ストロベリーヨーグルトアイス」「ラズベリーヨーグルトアイス」の販売を始めた。

高森町の信州市田酪農、地元産にこだわったヨーグルトアイス販売開始

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 同社はこれまで、ソフトクリームをイベント開催時などに販売していたが、通常販売用の商品として1年ほど前から開発を始めた。原料の供給、製造を長野県内で行うことと手作りにこだわり、材料には同社が地元産の生乳を使い製造している「いちだヨーグルト」と「牛飼いの里低温殺菌牛乳」を使い、「ヨーグルトの味を引き出しつつアイスにするノウハウがある」という「アンドモア」(坂城町上五明)が製造を担う。

 同商品は、国産生乳の消費拡大に向けた「牛乳でスマイルプロジェクト」活動の一環として、農林水産省の専用ページで事例として紹介されている。市田酪農の営業部長、宮下淳さんは「企画からやっと形にできた。地域の酪農家が減り苦境に立たされている中、少しでも支援になれば」と話し、「溶けるくらいの温度が最もおいしい。エス・バード(座光寺)にある味覚センサーが立証した『コク』と『うまみ』をぜひ味わってほしい」と呼びかける。

 価格は350円。5月には「いちだミルクアイス」の販売も予定している。

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