食べる 買う

飯田の洋菓子店・マロンが「恵方巻きスイーツ」 今年はすし店のかんぴょう使う

かんぴょう入り「恵方ロール」を紹介する佐々木悟さん

かんぴょう入り「恵方ロール」を紹介する佐々木悟さん

  • 16

  •  

 創業35年のフランス菓子「マロン」(飯田市鼎、TEL 0265-56-2882)が2月1~3日の3日間、「恵方巻きスイーツ」を限定販売する。

フランス菓子「マロン」

[広告]

 春の節分に合わせ、恵方巻きに見立てた焼き菓子「恵方巻スイーツ」の販売に、同店はここ数年ほど取り組んでいる。のり巻きの卵焼きをイメージした黄色のムースと生クリームをロールケーキの中心として、のりに見えるように黒色の求肥(ぎゅうひ)で周りを巻いた「恵方ロール」(1,073円)は直径5センチで、長さは18センチ。

 主力商品で、店内販売スペースで焼く「飯田ソフトバームクーヘン」は、外側をのりに見えるような黒色の生地で焼き上げ「恵方バーム」(330円)として提供する。恵方ロール3本と節分クッキー2枚入りの「恵方ロールセット」(3,005円)と、恵方バーム3本と節分クッキー2枚入りの「恵方バームセット」(2,015円)を箱入りで販売する。

 焼き菓子でのりの黒色を表現するのは難しく、商品の企画から販売まで試作を重ね、恵方巻きらしい見た目で、もちもちの食感を楽しめる「恵方ロール」が誕生した。毎年少しずつリニューアルを重ね、昨年はロールケーキの生クリーム部分に「本物の」紅ショウガを入れた。「おいしい」との感想と、「孫は食べられるかな」との声があり、今年は同市内のすし店で調理した「本物のかんぴょう」を巻く。

 昨年は販売日の開店と同時に70本が売り切れ、追加を受け付けて夕方に再び販売した。遠くの孫に送りたいという声が毎年多くあることから、消費期限が2週間の「恵方バーム」は全国発送も受け付ける。佐々木悟社長は「すし屋ののり巻きも良いが、スイーツの恵方巻きも一緒に味わってほしい。皆さんの一年が良い年になれば」と笑顔で話す。

 営業時間は9時30分~20時。予約を電話で受け付ける。

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース