半年間の罪穢(けが)れをはらい、残る半年の無病息災を願う神事「夏越(なごし)の大祓(おおはらい)」が6月27日、今宮の八幡様「郊戸(ごうど)八幡宮」(飯田市今宮町)で行われる。現在、一般参加を呼びかけている。
飯田・郊戸八幡宮で「夏越の大祓」一般参加呼びかけ、茅の輪くぐりも準備
「夏越の大祓」は、一年の折り返しとなる時期に、半年間の罪や穢れをはらい清め、残る半年を健やかに過ごせるよう祈願する日本古来の神事。同神社では昨年に始め、地域の園児をはじめ、飯田下伊那地域の広い範囲から参拝者が訪れたという。
当日は14時30分に受け付けを始め、15時から本殿で神事を執り行う。参加者は人の形をした紙「人形(ひとがた)」に名前や年齢を書き、自身の体をなでるなどして穢れを移した後、神前で切麻(きりぬさ)によるおはらいを受ける。初穂料は1,000円。
境内には「茅(ち)の輪」も設置。青々とした大きな輪をくぐることで、心身を清め、すがすがしい気持ちで残る半年を迎えるための神事で、参拝者は自由に参加できる。作法は、茅の輪の前で一礼し、左回り、右回り、左回りの順に輪をくぐり、本殿で「二礼二拍手一礼」で参拝する。
準備は総代会役員らが進め、鉄柱に紅白幕を巻くなどして当日に備える。総代会役員で広報担当の佐藤元彦さんは「人形に自分の穢れを移し、おはらいを受けることで気持ちも新たに残る半年を迎えてほしい。茅の輪は7月中旬ごろまで設置する予定なので、気軽に足を運んでもらえれば」と呼びかける。
宮司の遠山景一さんは「(茅の輪くぐりは)飯田の神社ではここだけの神事。罪穢れをはらい、この地域の皆さんに健やかに生活していただければ」と話す。