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定時制・通信制高校に通う生徒の熱い思い 飯田で生活体験発表大会

発表する飯田OIDE長姫の前澤稜太さん

発表する飯田OIDE長姫の前澤稜太さん

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「第52回  南信地区高等学校定時制・通信制  生徒生活体験発表大会」が9月16日、鼎文化センター(飯田市鼎中平)で開かれた。

最優秀賞杯を受け取る前澤さん

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 開会式で、筒井誠逸大会長は「自分の気持ちに正直になって、この大会を通じて、さらなる成長を期待したい」とあいさつ。このほか、昨年の南信大会で最優秀賞を受賞した滝沢葵さん(つくば開成学園)から最優秀賞杯が返還された。

 同大会には、つくば開成学園、赤穂、諏訪実業、箕輪進修、飯田女子、飯田OIDE長姫の6校11人が出場。さまざまな経験や経歴から得た「思い」「希望」、周囲への「感謝」などを7分間にまとめ発表した。

 出場校の教諭6人が審査員を務め、真実味があふれているか、共感性があるか、動作に好感が持てるかなど10項目で審査した。

 審査の結果、飯田OIDE長姫の前澤稜太さんが最優秀賞に選ばれた。前澤さんは学校生活でさまざまな資格試験に挑戦したことを発表。「基礎製図」「電気溶接」などの資格を取得したという。このほか、優勝賞には、飯田女子の白子結蘭さん、諏訪実業の宮地光希さんが選ばれ、前澤さんを含め、南信代表として県大会に出場する。

 前澤さんは「まさか選ばれるとは思ってもいなかった。発表では少し詰まってしまった場面もあった。自己評価としては90点。県大会では100点を目指したい」と意気込む。

 筒井大会長は「どの発表も素晴らしかった。代表を決めるため審査をしたが、甲乙をつけるものではない。これからも自信を持って楽しく学校生活に臨んでほしい」とエールを送る。

 県大会は10月7日、東御市文化会館で開かれる。

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