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地元・柏原で採れたジャガイモで「いももち」作り 3年ぶり開催の料理教室

講師の菅沼望子(もこ)さんと完成した「いももち」

講師の菅沼望子(もこ)さんと完成した「いももち」

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 東野公民館(飯田市宮ノ前)で11月13日、「東野わくわくDay」の一環として料理教室が3年ぶりに開かれ、地元柏原産の野菜を使った料理2品の作り方を伝授した。

完成した「旬の野菜オムレツ」

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 東野まちづくり会議第6部会が企画し、柏原野菜をアピールするのが目的。柏原野菜は赤土で粘土質の土壌で育つため甘くて柔らかいのが特徴。教室では3年前、飯田OIDE長姫高校の地域人教育で発案された「いももち」を、当時生徒だった菅沼望子(もこ)さんが指導。「旬の野菜のオムレツ」は清水芳恵さんが友人から教えてもらったメニューとして指導し、参加者7人が料理に挑戦した。

 「いももち」はジャガイモをペースト状にして味付けし、手のひらで丸めてチーズを包み焼き上げた料理。スーパーで買った野菜でもおいしくできるが、「柏原野菜で作ると味が全く違う」と菅沼さん。「卒業してから東野地区には何度か関りがあったが、こうして『いももち』を地域の人と一緒に作るのは初めてでうれしかった」と振り返る。

 「旬の野菜オムレツ」は炊飯器で手軽に作れる料理。「今回はジャガイモを使ったが他の野菜でもできるのでいろいろ試してほしい」と清水さん。

 コロナ禍の制限で参加者は自分で作った料理を持ち帰った。料理教室責任者の清水みち子さんは「柏原野菜の存在が薄くなってきているので、何とか伝え残していきたい。いろいろな制限がある中、3年ぶりに料理教室ができで良かった。男女共同参画の視点から今回男性に参加していただけたのも良かった。次回は男の料理教室を考えている」と話す。柏原野菜は主にAコープ上飯田店などで手に入る。

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