高森町役場周辺で11月19日、3年ぶりに「高森まるごと収穫祭」が開かれる。
毎年秋に開く恒例のイベントだが、今年は町民有志の実行委員会が立ち上がり、「自分たちが楽しみ感動できるように」をモットーに準備を進めてきた。
メインのステージでは友好都市である静岡県御前崎市のアピールタイム、文化団体や中高生のステージ発表、宝投げ、ビンゴ大会などを行う。夜はプロジェクションマッピングが町役場の建物に投影され、中学生が作った竹細工のライトアップなどが祭りの夜を彩る。
役場前の駐車場を会場とするコミュニティーテント村を中心に約50のブースが出店を予定。地元農産物などを販売するほか、きのこ汁や手打ちそばや甘酒など無料で振る舞うものもあり、毎回多くの人でにぎわう。
飯田線100周年記念事業の展示や、消防車・自衛隊車両・ミニSLなど子ども向けの企画も用意。ニュースポーツや3×3バスケットボールなどの体験企画もある。
実行委員長の西條和男さんは「本年度は実行委員会で考えた企画が多く、当日の動きや進め方など具体的なところまで詰めて会議を重ねてきた。当日は幅広い方に楽しんでいただけるような企画を計画しているので楽しみにしてほしい」と、3年ぶりの開催に気持ちを込める。
開催時間は、昼の部=9時~16時、夜の部=16時~20時。駐車場は町民グラウンドのほかを用意。駐車場からシャトルバスを運行する。