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リニア長野県駅、外観デザイン3案で意向調査 南信州の住民ら対象

リニア長野県駅3案のパネルを前に、南信州地域振興局の高根副局長(左)と飯田市リニア推進室の牧内課長(右)

リニア長野県駅3案のパネルを前に、南信州地域振興局の高根副局長(左)と飯田市リニア推進室の牧内課長(右)

 JR東海がリニア中央新幹線長野県駅(仮称、飯田市)の駅舎外観デザイン3案を長野県と飯田市に提案したことを受け、県と市は10月1日、南信州地域の住民や同地域に通勤・通学する人を対象にした意向調査を始める。

飯田市役所に設置したリニア駅の模型

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 3案は、県と飯田市が今年5月末にJR東海へ示した地域の風景や営みなどのキーワードを基に制作された。A案「ひとすじの帯」は、山並みや河岸段丘、天竜川など水平方向に広がる伊那谷の景観を帯状のラインで表現。B案「玄関口」は、中央アルプスと南アルプス、伊那山地に囲まれた谷地形と天竜川を軸に、東西の山々に挟まれた地域の成り立ちを描く。C案「自然のうつろい」は、季節や時間による光と影の変化を多面的な外壁で表し、淡い山吹色を採用する。

 意向調査では、3案から駅舎としてふさわしいと思う案を1つ選び、その理由や駅舎デザインへの期待、意見を記入する。年齢制限は設けず、重複回答を防ぐため、氏名と居住市町村の記入を求める。スマートフォンなどからウェブフォームで回答できるほか、南信州地域14市町村の役場などに回答用紙を設置。飯田市役所ではA棟1階にリニア駅の模型と3案のパネルと共に回答用紙と投票箱を設置した。

 結果は、リニア中央新幹線建設促進長野県協議会の会員から寄せられた意見と合わせ、有識者らによる「リニア駅舎デザイン調整会議」で検討する。単純な得票数で決める投票ではなく、駅前広場や周辺景観との調和なども踏まえ、県と市が2027年3月下旬をめどに推薦案を決め、JR東海へ提出する予定。
 同振興局副局長の高根竜二さんは「アンケートは選挙のような投票ではなく、地域の皆さんがどういう考えで駅舎を選ぶのかを把握する意向調査。特に若い世代を含め、できるだけ多くの人に参加してほしい」と呼びかける。

 意向調査は12月28日まで。

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