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飯田の小中学生から防犯ポスター募集 力作ぞろいに審査も難航

審査会の様子

審査会の様子

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 飯田地区防犯協会連合会と飯田警察署が9月9日、飯田下伊那の小学4年と5年、中学1年~3年生を対象に募集した防犯ポスターの審査会を上郷体育館(飯田市上郷黒田)で開いた。防犯意識の高揚と防犯思想の普及啓発が狙い。

防犯ポスターの審査会

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 当日は、地元の小中学生に美術指導している専門家や、犯罪から子どもを守るために地域で安心なまちづくり・地域づくり、安全指導している団体の代表ら9人が審査。体育館の床に並べられた作品をじっくり眺めながら「一目見た時、防犯メッセージがすぐ伝わるか」「パッと見て色使いや文字が目立つか」などをポイントに審査に臨んだ。

 ポスターのテーマは、「安全・安心なまちづくり」「特殊詐欺」「子ども・女性安全対策」「サイバー犯罪被害防止」「盗難被害防止」「少年非行防止」「110番のかけ方」の7つ。飯田警察署管内の小中学校から505点の応募があった。

 審査員の一人として出席した同署の清滝吉春署長は「今、自分自身が何に気をつけたらいいのかしっかり考えている。子ども視点で描かれているからこそ、同世代に(大人が注意を呼びかけるのに比べて)メッセージが伝わりやすいのではと感じた」と防犯意識の高まりや犯罪減少に期待を寄せる。

 審査会で選ばれた優秀作品は10月14日~20日、イオン飯田アップルロード店(飯田市鼎一色)で展示する。

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