JR飯田線の山吹駅・下平駅から徒歩約7、8分の場所にあるゲストハウス「みんなでつくるふるさと ウエダイラハウス」(高森町山吹)で6月28日、「ふるさと結の環まつり」が開かれる。2023年6月29日のオープンから3周年を迎えるのを記念して企画した。
同施設は、建築業やキャンプ場などを手がける「前進group」代表の久保田進さんがオーナーを務めるゲストハウス。女将(おかみ)の二川ゆきみさんは大阪出身で、高森町を初めて訪れた際に「景色の良さや空、水、土地の空気に惚れ込んだ」ことをきっかけに立ち上げに携わった。2024年5月には夫の勝さんと共に大阪からIターン移住し、リンゴ農園の栽培にも携わっている。
施設名は地域名の「上平(ウエダイラ)」に由来する。「ふるさと、みんなが帰る場所。実家じゃなくても帰りたくなる場所、いつでも帰ってこられる場所」をコンセプトに掲げ、春から秋にかけては登山や川遊びを目的とした利用者も多く、宿泊客の約3割を外国人が占めるという。
今回のまつりは「農」「紡」「芸」をテーマに開く。飲食、物販、ワークショップなど約30店が出店し、グルテンフリークッキーなどを製造販売する「素朴な素材」(飯田市座光寺)、自然栽培米の甘酒などの販売を手がける「人と農の交差点いなほ」(松川町)などが出店するほか、高森町を拠点に活動する島岡里子さんの「光アート」、宮田村の「Matta伊那谷研究室」によるフジバカマを使った化粧品やせっけん作りのワークショップなどを予定する。
会場では、感謝の奉納歌とアフリカンジャンベ演奏、ライブステージ、福よび餅つき、神話の即興演劇、福餅の振る舞いなどを行い、フィナーレは来場者全員で高森音頭を踊る。
ゆきみさんは「昨年の周年イベントをきっかけに新たな縁が生まれ、県外での仕事や交流にもつながった。今年も多くの人にこの場所を訪れてもらい、人と人とのつながりを感じてもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~16時。入場協力金は大人500円、中学生以下無料。イベントなど一部はドネーション制。