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喬木村で阿島傘のライトアップイベント 村民手作りの和傘100本使う

喬木村役場で行われた阿島傘のライトアップイベントの様子

喬木村役場で行われた阿島傘のライトアップイベントの様子

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 喬木村の伝統和傘「阿島傘」のライトアップイベントが2月22日~24日、旧喬木北保育園(同村阿島)で開催される。主催は喬木村で、阿島傘をつくろうクラブ、阿島傘の会、菅沼商店などが協力する。

茶室「曙月庵」の庭の阿島傘ライトアップ

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 阿島傘は喬木村に伝わる伝統の和傘。最盛期で100軒以上の傘屋があり、年間30万本を生産していた。今回のイベントは毎年年末年始に阿島傘のライトアップイベントを行う中、同イベントを定例化し後世に伝えていく目的で、同村地域おこし協力隊の小林旅人さんらが企画した。「全国でも和傘のライトアップイベントはあるが、本物の和傘を使ったイベントは少ない」と話す。「当日は小学生や村民が作った和傘を使う」とも。使う傘は100本余りの予定。

 喬木第一小学校(喬木村)では小学校4年生が毎年、和傘を制作。文化祭で披露した後は活用されないまま保管されており、小林さんは「このような機会で多くの人の目に触れてほしい」と話す。開催場所は昨年新築して移転した旧北保育園(同村阿島)。「保育園という楽しい場所の雰囲気も味わってほしい」とも。「地域の人たちが作った本物の和傘を使う日本で唯一のイベント。和の明かりを楽しんでほしい」と呼びかける。

 開場時間は17時~21時。

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