ボードゲームを通じて社会保障制度について学ぶ「知識ゼロで大丈夫! 社会保障ゲームで遊んでみよう」が9月19日、ひなみ文庫(飯田市鼎中平)で開かれる。
社会保障ゲームは、架空の人物に起きた「人生のピンチ」を題材に、利用できる社会保障制度などを参加者同士で考える
社会保障ゲームは、架空の人物に起きた「人生のピンチ」を題材に、利用できる社会保障制度などを参加者同士で考えるもの。進学、病気、失業、介護、出産など、生活上の困り事に直面した際に利用できる制度を、カードを使いながら学ぶ。
当日は前半の約75分で、10~20代の12人のキャラクターから参加者全員で1人を選び、「ピンチカード」を2~3枚引く。キャラクターが直面する困り事や必要な支援について各自で考えた後、参加者で共有する。後半の約45分は「生存ライフハック共有タイム」とし、社会保障制度のほか、民間や行政のサービス、生活上の工夫などについて意見を交わす。
主催する飯田市在住のミキさんは2021年まで京都で、重度身体障害者の24時間在宅介護を行う事業所に勤務。生活保護や障害年金などを利用しながら自立生活を送る人たちと接してきたという。「制度の周知が十分ではなく、知らないことで不利益を受ける人を少しでも減らしたい」と企画した。
ミキさんは「社会保障が実際に必要になるのは、自身が弱っている時。助けを借りることさえ思い浮かばないかもしれない。余力があるうちに知っておけば、困った時に利用できるのでは」と話す。
会場となる「ひなみ文庫」店主の久保田奈美さんは「ゲーム開催の声をかけてもらえてうれしかった。社会保障について詳しく知らない人も多いと思う。ゲームを通して学べるのは面白いし、大事なこと」と話す。
開催時間は14時~16時。対象は中学生以上。参加は、会場費として同店でワンドリンクの注文が必要。ドリンクは自家製クラフトコーラやクラフトジンジャーエール、コーヒーなどをそろえる。申し込みは同店のSNSなどで受け付ける。